食の宝庫ブラジルの飲み物！ドリンクとスィーツ編

Oi, Tudo bem!!

人種のサラダボウル、多民族国家であるブラジルは、グルメの宝庫だということをご存知でしょうか。

さまざまな国の伝統や文化の影響を受けたブラジル料理は、多様性に富み、どれも美味しいものばかり！

今回はブラジルに行った際にはぜひ食べてみたい、伝統的なものからオリジナルアレンジのものまで、現地で人気のグルメをご紹介します。

ブラジル料理とは？

ブラジルに着いたとき、その料理の種類の豊富さや美味しさにきっと驚かされるでしょう。

ブラジルの食文化は、16世紀のポルトガルの植民地化、アフリカから連れてこられた奴隷、先住民、そして他のヨーロッパ、南米、アジアの国々から多大な影響を受けてきました。奴隷制度が廃止された後、ブラジルはコーヒー農園で働く人手を求めヨーロッパ人や日本人移民を受け入れました。

このような国の背景と広大な国土と地域の違いが、多種多様な味と料理を生み出しています。

またブラジル人は想像豊かでクリエイティブ。多様性に富むブラジル文化のように、オリジナルの伝統料理も彼ら流にアレンジを加え新しい料理を生み出し、ブラジル料理として人気になってしまうところがユニークです！
料理の名前と出てきたもののギャップに驚かされることがあるのも、ブラジル料理の魅力のひとつです。

Bebidas ドリンク

Matte Leão マテレオン

ブラジル、南米のお茶と言えば「マテ茶」(Chá de Matte) 。

なかでも、オレンジ色にライオンの顔がシンボルのMatte Leão（マテレオン）は、人気のマテ茶です。

街中のどこでも手に入れることができるくらいの国民飲料「マテ茶」は、ビーチでも買うことができます。リオデジャネイロのビーチでは、オレンジ色のＴシャツが目印の売り子さんが、キンキンに冷えたマテ茶を提供してくれます。冷たくて甘いマテ茶は、熱くなった身体を冷やすのに最高！ ライムを入れて飲むのがお勧めです！

Água de Coco ココナッツウォーター

ビーチでは、そのままのココナッツウォーターを飲むことができます！ココナッツをその場で割り、ストローを挿してもらい、ビーチで飲むココナッツウォーターは格別！ 常夏らしい思い出の写真にも！

Guaraná ガラナ

ブラジルで大人気の炭酸飲料「ガラナ」(guaraná)は、コカ・コーラかガラナかという人気ぶりです。中でもサッカーブラジル代表の公式スポンサー飲料に認定されている「ガラナ・アンタチカ」というアンベブ社（旧アンタチカ社）製のものが圧倒的な人気を誇ります。

ガラナは、アマゾンに生殖する植物ガラナの実を利用しており、甘くもあり少し薬っぽい味が癖になる炭酸飲料です。最近は日本でも販売しているお店が増えたように思います。

Caipirinha カイピリーニャ

ブラジルのカクテルと言えば、「カイピリーニャ」(Caipirinha) !　サトウキビからできたラム酒とライムのお酒です。暑い日には、ライムのさっぱりとした味が、喉を潤わせてくれます。カイピリーニャはライム味以外に、マラクジャ（パッションフルーツ）やピタヤ（ドラゴンフルーツ）味もあり、トロピカルな見た目もかわいくて気分があがります。

Chope ショッピ

ビールはポルトガル語で 「セルベージャ」(Cerveja) と言いますが、生ビールは「ショッピ」(Chope) と言います。そして「ショッピ」と言えば、通常は「ブラーマ」(Brahma)というメーカーのものが出てきます。薄めの味で、喉越しが良いのが特徴です。

ドリンクの頼み方は、下記記事でも紹介しているのでご覧くださいね。

Café コーヒー

忘れてはいけないのが「コーヒー」(café)。現在では美味しいブラジル産コーヒーが日本にもたくさん輸入されていますが、やはり本場で頂くコーヒーは格別です。

ブラジルにはコーヒー文化が根付いており、街中いたるところに小さなコーヒーショップがあります。最近でこそ、外資のスターバックスなどが増えてきましたが、依然として街のコーヒーショップも人気です。ランチとディナーの間に、カフェの時間が存在するのがさすがコーヒーの国ブラジルだなと感じます。ちなみにこのカフェ時間は、日本のカフェタイムとは少し異なり、パンなどの軽食を頂きます。

コーヒーで発展し、日本人移民者も多い街「サンパウロ」については、そのうちご紹介したいと思います。

Doces / Sobremesas スィーツ

Brigadeiro ブリガデイロ

ブラジルのスィーツと言ったら「ブリガデイロ」(Brigadeiro) !　子供から大人まで大人気のチョコレート菓子です。材料はとてもシンプルで、練乳、ココアパウダー、バター、チョコレートスプレーの4つだけです。最近は、ココナッツやアーモンド、ピスタチオなどの様々な種類のブリガデイロがあります。濃い目のブラジルコーヒーと濃厚なチョコレートブリガデイロの組み合わせは最高です！

Açaí アサイボール　　

ブラジル発祥のデザート「アサイボール」。ビーチで食べると更に美味しいです！ オリジナルの味以外に、バナナやキウイ、チョコレート風味など色々な味のアサイがあります。更にグラノーラ、フルーツ、チョコレート、ソースなど、トッピングを色々と選べるのも楽しいですよ！

Sacolé サコレ　

Sacoléは棒状の袋に入ったチューペットのような冷凍アイス。トロピカルフルーツを使ったカラフルなSacoléはどれを食べようか迷ってしまいます。

Picolé ピコレ

ビーチで “Picolé Picolé” と大きな声が聞こえてきたら、アイスキャンディーの時間です。ライムやストロベリー、ブラジルらしいココナッツ味など種類はたくさん。ビーチに座って夕日を眺めながら食べる Picoléも最高です。

Crepe de nutella クレーピヂヌテラ

ヌテラがたっぷり入ったヌテラクレープ。バナナなどフルーツが入ったものもあります。

Cuscuz de tapioca クスクス

タピオカとココナッツでできた甘いケーキのようなデザート。お好みでコンデンスミルクをたっぷりとかけて。

Biscoito Globo ビスコイト・グローボ

リオデジャネイロのビーチのトレードマーク、「ビスコイト・グローボ」(Biscoito Globo)！ グローボはリオのビーチで昔からCariocaたちに愛されている伝統的なスナック菓子です。キャッサバ（タピオカ）でできた軽い食感のGloboは、暑いビーチでもサクサク食べちゃえます！ 塩味と甘味の2種類あります。冷たくて甘いマテレオンとの相性もばっちり。これぞリオのビーチを楽しむCariocaスタイルです！

Milho verde ミーリョヴェルヂ

Milhoとはトウモロコシ。ほんのりと甘い香りがしてきたら、それは焼きトウモロコシです。トウモロコシの生産量が多いブラジルでは、ビーチでもおやつとして食べることができます。海で泳いだ後の空腹にぴったり。南国のビーチで食べるバター風味の焼きトウモロコシは、正にやめられない、とまらない   です！

いかがでしたでしょうか。トロピカルなドリンクから甘そうなスィーツまで、試してみたくなったものはあったでしょうか。ブラジルに行く際にはぜひ、本場の食事とともにドリンクやスィーツも堪能してみてくださいね！！